う〜〜ん、この色、このかおり
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「フィシュンチップス」と「知恵の悲しみ」
そして 穏やかになることを学べ。
私の作ったフィッシュフライ。
作る端から 子供達がつまみ食いをした。
そんな想い出がある。
揚げたては美味しいのだ。
倫敦時代の開高健さんの思い出話が
彼の絶筆「珠玉」の一部に出てきたのでそれを 転載。
”フィッシュンチップス”はタラとかカレイとか、白身の魚なら何でもいい、
それを乱雑に叩き切って粉にまぶして油で揚げたというだけのものである。
ポテトのフライといっしょにして新聞紙の三角袋につっこんでわたしてくれる。
ごくざっかけな食べ物であって、料理といえるほどのものではない。
町角のスナックである。つまみ食いのオヤツみたいなものである。ずっと後になって東京で知り合ったイギリス人からーーこの人はケンブリッジ出身だったがーーあれは新聞紙に秘密があってエロ新聞に包んでもらうといつまでもホカホカと温かいけれど、「タイムズ」なんかだとたちまちさめてしまうというんです。
シンプソンのローストビーフも食べたはずなのに肉も血も思い出すことができず、こんなフィッシュンチップスの一包みが生き残っていて、いつまでも忘れられない。歩道の人ごみ縫って歩きながらひときれづつつまみ食いしていると、雨がポツポツと沁みて新聞紙の活字がぼやけていったことや、酢が赤かったことや、くずれた白身がいい匂いと湯気をたてていたことなどが、ありありと思い出せるのである。
転載終わり。
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今日 20万隻という漁船が一斉に休業したという。
5年前の燃料油価格と今の値差が 約3倍だそうだ。
暖房費のかかる温室栽培の野菜や果物にも影響しているという。
少し前に 集魚灯を点灯しなくてはならない(最もダメージが大きかったのだろうか?)烏賊漁船が 休業した。
仕事をすればするほど 赤字が増えるという。
「備蓄があるから 価格には影響はないだろう」
と 誰かが言った。
食材の関係者すら 人ごとのような発言をしているのを聞き
私は 泣きたい気持ちになった。
現在は 三次産業か四次産業の時代だと感じる。
二次産業の生産者も頑張ってはいるけれど
販売業の三次産業に かなり苦しめられているように思える。
資本主義の欠点も 見え隠れする。
ヘッジファンドや投機集団。
そう言うものに 翻弄されすぎて バランスを崩している。
サブプライム問題後アメリカ経済も まずい。
この期に及んでも 誰かは 「影響は少ない」と言っているに違いない。
基準が自分だからだ・・・
私は この国に住んでいる以上 譲れないことがある。
関鰺や関サバ、本マグロの中トロ そのようなものを常に欲しいとは思わないが
新鮮な鰺や秋刀魚やイワシを口にしたい。
極端な話しをしてしまうと、一次産業が朽ちて二次産業が力をなくせば あとは実のあるものが残らないと思う。
中身の入っていない きれいなギフトボックスでは お腹が満たされない。
今、力のある三次、四次の産業が これまでのように 一次と二次の産業を
利用するだけではなく 助けるというような姿勢にシフトする時なのではないだろうか?
力の優位性を利用して 仕入れ価格を抑える事は消費者には有り難いが
それだけで良いのだろうか?
消費者は不当にたたかれた 安物の食材に囲まれることが良いのだろうか?
きちんとした対価を支払うべきなのではないのだろうか?
いつの間にか 私たちは 得体の知れない輸入食材に囲まれていて
偽装され、粉飾され、再利用され・・・
産業自体の力も無くなっていく。
消費者は安いものを欲し、三次産業は それを反映させた社会を作る。
四次産業は・・・
私のような経済の素人が考えることは間違っているかも知れない。
しかし、資本主義の原理にだけ任せていてはダメなのではないのだろうか?
生産者、製造者に対し世間は かなり冷たいように思える。
ふと、
木村拓哉の 朝倉総理が居たなら・・・と
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